好き嫌いとどう向き合い対処すべきか

Freitag, 7. Februar 2020

子どもをもつ母親のほとんどが、何かしら子どもの食事について頭を悩ませていることだと思いますが私もその一人です。


現在3歳半になる息子は一歳をすぎた離乳食完了のあたりで好き嫌いがで始めました。始めは嫌がりながらもどうにか誤魔化しつつ食べさせていましたが、成長するにつれどんどん食べられないものが増えていき、つい最近まで食べられるもののほうが少ないという状況でした。

 

それでも「生きていればいい」と自分に言い聞かせて白米、うどん、パン、チーズ、ミートボール、白身魚、子供用カレーなどで毎日を過ごしていました。

 

栄養面が気になるのはもちろんのこと、友人と子連れで集まったときや、実家にいったときは出されたものを全く食べないので心配されたり迷惑をかけてしまうこともしばしば…。そして毎日子どもの分だけ別メニューが必要なことにも疲れてしまっていました。セノッピー

 

自分の料理がおいしくないから、しつけがいけないからと落ち込むばかりで、あまりに食べてくれず作ったものをわざとこぼされたときは手をあげてしまったこともありました。

 

このままではいけないと思い、今年の4月から入園予定だった幼稚園に昨年の12月に入園させ、客観的にこの子の偏食について見てもらおうということにしました。

 

他力本願ではありますが、これはもう親子二人だけで向き合い続けて煮詰まっても埒があかないと思ったのです。


園の担任と話して、「嫌いなものを一口だけでも食べられたら好きなものを食べていい」という方式で給食の援助をしてもらうことに。

 

始めは頑張って食べても吐き出したりしていたようですが、家では一時間ねばっても口にいれることすらできなかった野菜なども園では食べてくるようになったのです。

 

お友だちができ、給食を頑張ればその後遊べるという家ではできないことができるというのは本人にとってやる気になる要素だったようです。

 

環境の変化はもちろんのこと、先生方に効果的な関わり方を聞くなどして、家庭でも少しずつではありますがどんなに手を尽くしても食べなかったものを食べるようになりました。



それでもまだまだ偏食は多く、こちらから介助しなければ好きなものだけを食べてしまいますが以前のようにひどく頭を悩ませ、ましてや手をあげるようなことはなくなりました。やり方や環境の変化によってこの子が食べることができるということがわかったからです。専業主婦で子どもと向き合う時間があるのだから、好き嫌いも自分が一人で対処しかなければいけないと変に追い詰めてしまっていましたが、そういった自分へのプレッシャーがなくなり、今後はもっと子どもの食事について柔軟に対応していきたいと思います。